月を蝕む
2021/5/26 ブラッドスーパームーンの皆既月蝕
お仕事場からのお月見したいねって同僚と話してたけど
曇りだったし、まだバタバタしてたし、直接観ることは叶わなかった。
でも天体の織り成すショーに心が躍ったのと、心を揺さぶる出来事があったのと。
ひとりね、月の引力に抗えずお空に戻った御子がいたのです。
それもちょうど極の時刻に。
少し前からサインがあって、堪えてほしいって願ってたけど
電話が鳴って、そうだったんだねって。
母の身体を傷つけず、すごくきれいに会うことができた。
きっと何かを忘れたのか、伝えたかったのか。
この世に遊びにきたことが、温かい思い出になっていたらいいなと思う。
きっとまた、いつかどこかで逢いに来る。
星のリズムが教えてくれる生命の神秘に、どうか深く悲しまないで。
一時失う光も、新たに生まれた輝きも
ただ廻り愛でる奇蹟だから。